与謝野さんが自民党を離党して、
平沼グループと新党をつくるそうです。
・・・「新党」というのは、響きはいいのですが。
そのメンバーでは、どんなものでしょうか・・・。
あくまで個人的な意見ですが、
もはや「新党」なぞ、うんざりなのが国民のみなさまの
正直なご感想ではないでしょうか。
でも、その”うんざり”の責任は民主党にあります。
自民党に不信任を突きつけた日本国民の民主党への期待は
とてもとても大きいものがあります。
ところが、民主党政権になっても、
”あいかわらず”の「政治とカネ」の問題、
スキャンダル、言動不一致などなどが噴出し、
内閣支持率は下がる一方。
で、その国民のみなさまの不信感や不満や怒り、失望などを
いつも最前線で受け止めるのは民主党の地方議員となるります。
我々だって、本当にうんざりです。
が、そこで無責任な”逃げ”をしてても
いつまでも「責任を取らない政治家」を再生産してゆくだけです。
なので、私は微力でも民主党への期待に応えてゆくのが
私たち”次の時代を担う”民主党政治家の役目だと思っています。
政党への信頼の崩壊は、民主主義の崩壊にもつながりかねない
重大な問題です。ここは、しっかりと”こころしてかかるべし”
と自らに言い聞かせている今日この頃です。
また、今「政治の改革を推し進める」ということは、
「時計の針を戻さない」ことも極めて重要だと考えています。
そう考えると、今回の与謝野さんや平沼さんというのは、
ご両人とも立派なご見識をお持ちのかたと思ってはいますが、
不幸にしてその育ってこられた道程と体質は拭い去れなのではないでしょうか。
それで「新党」はいかがなものか。
あくまで私見ですが、次に期待される「新党」があるのであれば、
民主や自民のバリバリの次世代のポープが立ち上がったとき
だけではないでしょうか。
もちろん、そういう混沌で日本が立ち止まることなく、
今「民主党」で期待に応えられるようにするのが
我々の役目として、懸命の取り組みはしてゆく所存です。