今朝のニュースで報道されたとおり
日本でも新型インフルエンザに感染している可能性の高い
カナダからの帰国者が発見されました。
「すでにパンデミック(世界的大流行)だ」
(ニューヨーク大学医学部マーティン・ブレイザー医学部長)
とインタビューに答える専門家もいるほどで、
私たちの身辺も安全でないことがハッキリしたわけです。
この際、この新型インフルエンザから
どうやって身を守るか、家族を守るか、
現時点で誰もができる「対策メモ」をまとめておきます。
【予防策】
①外出時はマスク着用。
・マスクは「不織布製」で。ガーゼ製は性能的に不十分ですので。
・マスクは一日一枚使い捨てで。捨てるときもフィルター部分には
触れないで、ビニール袋に入れて捨ててください。
②手洗い。
・「手洗い」は、とても大切な予防策となります。
・新型インフルエンザウイルスが手に付着し、その手で口鼻目など
を触ると体内にウイルスが侵入しますので、くれぐれも注意です。
・せっけんで丁寧に指の間もこすって手を洗ってください。
③うがい。
・手洗いが終わったら、しっかり「うがい」してください。
・うがい薬などを使ってうがいすればより有効です。
【感染したかも・・のとき】
①インフルエンザは潜伏期間は最大で10日間あります。
②せき、のど痛、鼻水、悪寒、発熱など通常のかぜやインフルエンザと
同じのような症状がでます。
③くれぐれもすぐ病院にはいかないこと!
④まず最寄の保健所に電話してください。
静岡県厚生部 054-221-8560
浜松市保健所 053-453-6118
静岡市保健所 054-249-3173
以上は24時間対応窓口です。
その他各地の保健所が、相談窓口となります。
【注意すべきこと】
①GWで海外旅行を計画されているかたも多いと思いますが
十分に上記のことは実行されてください。
”アナタが感染源”になることだって十分にありますので!
②もし、パンデミックになったとしても冷静に行動してください。
③まずは、正確な情報を把握してください。
静岡県の場合は、「危機管理局」が情報の一元化をして
県内で一番正確な情報発信をしています。
リアルタイムで最新の情報を知っていただくためには、
静岡県のホームページをチェックしてください。
http://www.pref.shizuoka.jp/
ぜひ! 今のうちに一度アクセスを!!
④「タミフル」「リレンザ」という抗インフルエンザ薬は有効です。
また、備蓄も静岡県だけでも62万人分の備蓄がありますし、
各病院などの備蓄分もあり、パンデミックとなっても対応が
できる体制は整っていますので、とりあえずはご安心を。
⑤今日はぜひ「家族会議」をひらいて、上記のことを確認してください。
お一人お一人の自覚と行動が「命を守る」ことにつながりますので!
以上のこと、
くれぐれもよろしくお願いします!
お知り合いにもこの”メモ”を、
転送していただいたり、口頭で正確にお伝えいただくと幸いです。
こんなときこそ、正確な情報と行動がとても大切ですので!
みなさまの行動力をぜひ発揮してください!
よろしくおねがいします。
みなさまのご健康と、
この新型インフルエンザ・パンデミックとの戦いが
一日も早く終わることを祈っています!