新幹線にて”場のチカラ”を知る

このところ、またしても時間に追われる日々が続きます。
今日も東京に急遽出張でした。
来年度の重点政策に関して政府サイドとの交渉事なので
重要度は高く大切な出張ですのでいたしかたなしですが。
積み上げをしてきて、そのなかでどうしても東京に説明にこいという要所でした。
でも、周到に積み上げたうえでの議論なので、おかげで内容の濃い議論ができました。
これはいわゆる今までの自民党政権下でのこの季節の風物詩であった
とにかく首長以下大行列でカタチどおりの陳情要望をしにゆくという、
予算のムダ使いの典型であった「霞ヶ関・永田町詣」とは違って、
効率的かつ実のある意義ある上京となりました。
まだ今後もいくつかの重要課題についての積み上げは続きますので
上京を余儀なくされることもあるでしょうが、しっかり務めてゆきたいと思います。

さて、その行き帰りの新幹線でのこと。
行きの新幹線では、杉並区の老婦人と隣り合わせになりました。
私が、おにぎりを食べているのをみて
『出張ですか?大変ねえ』と話しかけられ会話が始まりました。
高松のご実家の法事の帰り道とのことでしたが、
私が静岡から乗車したので、静岡県のことをいろいろお尋ねになられました。
お茶がお好きで、いろいろ各地のお茶を飲み比べた結果
いつもお茶はわざわざ川根茶をとりよせていただいてるとのこと。
静岡の人間として感激をし誇らしくも思うことができました。

また、帰りの新幹線では
疲れて眠っていたところ、前の席に座った初老の男性に
たたき起こされました(苦笑)
『富士山がきれいだから見なくてはもったいない!』と。
確かに、雲の上にぽっかりときれいな富士山が車窓から見えます。
『富士山が見られて本当によかった!幸せだ!』
と、何枚も写真を撮っておられ、
『おいしい酒が飲めるワイ』と、ビールを購入。
本当においしそうにビールを飲まれていました。
私が静岡で下車するときに
『きれいな富士山でよかったですね』と声をかけると、
『静岡のひとだったのか!うらやましい限りじゃ。
富士山を大切にしてくだされや』とごきげんな笑顔。
幸せを分けていただいた気分になりました。

あらためて、静岡県に住んでいることへの幸福感を感じさせていただけた
出張となりました。これが”場のチカラ”なのですね。
またしても静岡県の底力を実感することができました。

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