本会議代表質問が始まりました。
喫緊の課題を各会派を代表しての濃密な内容の質問が続きます。
知事の答弁にも自然に力がはいり、ノー原稿で知事の思いや事業実績を
引き合いにだしての熱弁。なかなか聞き応えがありますヨ。
ただ、すべての質問に知事が答えるわけではありません。
教育長や各所管の部長がかわるがわる答弁に立ちます。
しかしながら教育長は別にして、部長の答弁は実は味気ないものなのです。
教育長は教育行政のトップなのでご自身の思いをはっきりと語れますが、
部長さんたちはなかなかそうはまいりません。
答弁内容は「要点を捉えごく簡潔に」という言葉がそのまま答弁に
なったような感じです。質問には答えているのですが、
部長自身の思いや質問をうけての感情の移入などはせず淡々と答弁する、
そんな感じです。
そこだけはとても残念なんですが、官僚機構という組織のなかでは、
決められたワク内での答弁しかできない事情というのもよくわかります。
でも、前述のとおり「要点を捉えごく簡潔に」練りに練った答弁です。
なので、答弁のなかの微妙なサインを見逃さず
「これはさらなる進展の可能性あり」「積み上げてゆけば可能性あり」
「ちょっとムリかも」というように判断して、その後のアクションを
考え組み立てなければなければなりません。それをするかしないかで、
政策が形成されるか否か、質問した意義があるかないか、ということに
なってくるのです。
そう考えると、他の議員の質問でもボーっとしてたり、居眠りしてたら
大変な損失になるかもしれないのですよね。
たしかに見ていても眠くなるかもしれませんが、
宝の山が本会議答弁には埋まっていたりしますよ。
そんな視点でみたらワクワクしてくるでしょ(笑)
ぜひ、傍聴においでいただくことをお持ち申し上げています。
開期中に気軽に県庁をお訪ねくださいな。すぐ傍聴ができますよ。