我が家の桜も桜花爛漫です。
いつのまにか大木となり毎年見事な花を咲かせてくれています。
長男に母が教えていたので驚いたのですが、
私の小学校入学記念で植えた桜だそうで。
まったく覚えていませんでした。
と、すると樹齢はほぼ私と同じくらいだということですね(笑)
今年は、桜が満開になるころに大雨があったりして
散ってしまうのでは、と心配しましたがどうやらしっかりとがんばって咲いてくれています。
一週間ほどの桜花爛漫だとは思いますが、存分に楽しませてもらいたいと思っています。
静岡県では、今年はちょうど入学式の時期の桜花爛漫です。
桜舞い散るなかでの入学式はやはり絵になります。
我が家の長男・桜之資(さくらのすけ)もいよいよ中学校の入学式。
桜の名をもっているだけに、桜花を見上げながらの入学式を迎えることには
感慨深いものがあります。
観測史上史上最速の桜の開花日に生まれたということもありましたが、
”桜のような資質を備えなさい”というのが彼の名の命名の願いでした。
桜は一年でわずか10日ほどしか咲かない。
その間は皆が褒め称えもてはやされるが、惜しまれながらも花の盛りに一気に散る。
そして逆に、あとの350日余は、毛虫がついたりして迷惑がられたりしながらも
忘れられたように日々をすごすが、その間に根を張り幹を太くし、また翌年花を咲かせる。
・・・人生とは、まさに桜の木のようだ。人生は良いことばかりではない。
成功できることなんて、ほんの一瞬。その成功体験にいつまでもしがみつくことなく、
次のために、じっと己を鍛えること。根を張り幹を太くすること。
それが人生の大部分だ。
でも、それができれば桜のように見事な花を咲かせることができる。
そんな桜のようにあれ。信念と誇りをもった漢になれ。
桜の季節を、味わい深くすごしたいと思っています。