森林林業活性化議員連盟というものがあります。
「議員連盟」とは、議員が共通の政策課題について
勉強をしたり現地視察をしてディスカッションを繰り広げ、
本当に良い政策づくりをするための集まりです。
静岡県議会には15程度の超党派の議員連盟があると思いますが
(実数は定かではありません)、私が当選後入会した議員連盟は9つ。
そのなかでも、かなり思い入れがあるのが
この「森林林業活性化議員連盟」です。
その通称「林活連」の視察が、会期中のわずかな隙間を縫って
1泊2日でおこなわれます。
これは、私のいままで市議会議員経験を通しても、
“最も過酷な視察”になるはずです。
その内容はといえば・・・
まず、静岡県の地図を思い浮かべてください。
北に向かって細長く尖がっている部分がお分かりでしょうか?
あの部分、東は山梨県、西は長野県ですが、
言わずと知れた“日本の屋根”「南アルプス」なのです。
当然ながら定住人口はゼロの山岳地帯です。
静岡県の中央部を大井川が貫いています。
大井川の源流は静岡県の最深部にある間岳近辺にありますが、
今回はその手前にある赤石山脈に森林調査、治山治水の調査に
入るという視察なのです。
荒川三山のひとつ2880mの千枚岳に実際に登山する
過酷な調査であるだけに、参加予定者も少なく、
(なんと、本来率先して参加すべき30~40代の若手は私のみ!
・・・治山治水・森林環境に興味がないのかなあ、と少し残念に思います・・・)
少数精鋭による調査活動になりそうですが
しっかり視察をしてきたいと思っています。