表題の通り、本日県庁において
「第1回静岡県時代を担う若者たちによる県民会議」が開催されました。
私も傍聴にいってきましたので、少し感想を書いておこうと思います。
この会議は「人口減少」という大きな課題に対して
当事者として若者たちはどのように考え、行動し、
戦略立案をしてゆくのかを、県立大学学長の鬼頭宏先生を座長にして、
県内外の大学生と社会人一年生24名で議論をしてゆこうという
はじめての試みです。
毎年の施策等にも反映をし、3年間程度開催をしてゆく予定です。
今日は初回ということもあり、やや型にはめられた感じはあったものの
何人かの意見には鮮度の高い、問題認識を現場から持ってきてる感の
するものもあり、この取り組みに高い意識をもって臨んでくれているなと、
とても好感が持てました。
論点は3つ。
①ライフスタイルについて
②地域社会の新しい仕組みづくり
③社会経済の持続的成長
これもシンプルでよいと感じました。
さて、肝心の議論の内容ですが・・・
『まちづくりを応援する取り組みをしてきたが、
最初は肝心のまちのひとたちが傍観者であり、他人事だった。
4年たってやっと入ってきてくれた。』
『女性として、子育てと仕事の両立に不安がある。
今の職場でも多くの女性はパート。
このままでは、私も子供を産んだらパートになるのかと不安。
本当に男女共同参画社会は浸透してゆくのだろうか?』
『そもそも、人口減少の問題は女性が子供を産めない環境だから。
それは男性がライフプランをキチンと描けていないので、
子育てにも非協力。そこに男女間で意識の差がある。
男性がもっと家事や子育てに参加することがないと
少子化に歯止めはかからない』
・・・などと、いきなり問題の本質をついた意見がでてきて
”この取り組みいいのではないか”と感じる滑り出しです。
まあ、今日は初回ということもあり
参加者一巡の意見発表だけとなりましたが、
次回から白熱した議論が生まれるのではないかと
期待を抱かせるものでした。
大いに期待したいと思いますし、
我々議員も現場感覚をもって負けないように
よりよい議論をしてゆかねばと気合が入りました。
”明日の静岡県、そして日本を背負うのは私たちだ!”
と、ひとりひとりがみんなそう思って
帰路についてくれていることを祈りつつ、
初回の傍聴の感想とします。
次回、楽しみにしておきます!