正念場の政治が動き始めました

政府はオバマ次期アメリカ大統領の提唱する
「グリーン・ニューディール」構想の日本版を策定する
方針をかためた様子。
民主党内にも同じような動きがあり、今年の日本も世界も
「環境」がキーワードになることはまちがいなさそうですね。

さて、昨日から国会が開会し論戦が始まっていますが
「定額給付金」について与野党が真っ向から対立しています。
私もはっきりいって反対です。
この定額給付金にあてる2兆円の使い道はもっと多岐に
有用な使い道があるはずです。
たとえば、上記のグリーンニューディールの日本スタイルを
動かすための投資の呼び水に使って、新しい産業を育成する
ことが「モノづくり国家・ニッポン」にとって急務でしょう。
また、社会保障費を復元することも内需拡大につながります。
バラまいて、即全額つかってくれれば経済効果は確かに
あるのでしょうが、「たんす預金」にされたり「貯蓄」に
まわされる額も相当なものだと私は感じていますので、
その効果にははなはだ疑問をもたざるをえません。
確かに「定額給付金」は「税金の払い戻し」といえるのかも
しれませんが、「だったら最初から吸い上げるな!」というのが
庶民のホンネではないでしょうか。
「しょうがないから返してやるよ」という感覚すらする、
”中央集権の権化たる財務省”の「上から目線」のやりかた
そのものではないかと、本当にうんざりします。
税金は、本当に弱い立場においこまれてしまったかたがた、
そして今後の日本を支える産業・人材の育成に使う、
というような明確なビジョンを打ち出してつかうべきものだと
私は思っています。
当然、国も県も市町村も。ゆえに私も県議会議員として
そう考え議論し行動し努力をします。
だから国会にも、そんな”活きたお金”にできる議論を
していただきたいものだと痛切に感じています。
この国会はしっかり注視してゆきます。

また、明日県議会も経済雇用対策のための臨時議会が開かれます。
事前に示された対策には、地方ゆえにダイナミックな変革を
伴う施策を打ち出しにくいという欠点はあるものの、
細かい施策のものが多くなっています。
どの程度現場感覚に即応しているのか、費用対効果なども
含めて議論をしっかりしてきたいと思っています。

最後に「石川知事5選に意欲」
今朝新聞の一面です。
今日は、よほどこの件について記述をしようかと思いましたが、
新聞記事だけでは真意がつかめないところもありますし、
これはとても大切なことなので、当然明日議会で真意の表明も
あるでしょうし、それを確認のうえ、私としての所感を
申し述べるつもりです。
ただし、私の腹はこの数ヶ月地元を中心とする県民のみなさまの
ご意見をお聞きする中でも”民意”と狂いはないものと
思っていますが。

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