民主党の弱点克服のために

今朝の新聞に自民党県連幹事長の囲み記事がありました。
そのなかで注目すべきことが。

『次期総選挙に向けて、総支部長と県議ら地方議員の意見交換を
各支部ごとに実施し足場固めをしている。各支部温度差があるが
今のうちに教育』という趣旨。
”THE自民党”ですね。これこそが。
誤解ないようにしていただきたいですが、
コレ、良い意味です。

人間というのは、当然ながら不平不満があります。
プライドや思い入れ、理想や夢、それに対する現実の厳しさ。
これらがごちゃまぜになっているのが、現実社会で、
まさに政治そのもの。

自民党というのは、永らくその現実社会を直視しながら
政権を担ってきた存在であります。
でも、それも権力の座にあまりに長く座りすぎたことでの腐敗、
多くの”禁じ手”の乱用、世襲議員が増えすぎたことでの活力低下、
などなどで政権の座からついに滑り落ちました。

私も、秘書時代自民党で育ち、本当に多くのことを学びましたが、
当時の仕えていた代議士の離党に伴い、また政治改革の理想に燃えて
民主党に籍を置き、今日に至っています。

その民主党ですが、政権交代後多くの課題に直面しているのは
みなさんご承知のとおりです。
まあ、ウンザリしますので多くは語りません。

さて、前述の「良い意味」での自民党とは、
さまざまなコトがあっても、
”とりあえずやるべきことはやる”ところがさすがです。
言葉は悪いですが、『出来の悪い総支部長はみんなで教育をするんだ。
それでだめなら辞めてもらう。』この民間会社そのもののルールに尽きます。
その”社会そのものの厳しさ”をしっかり具現するのが政治家だという
現場感覚を自民党はまだ持っているように見受けられます。

うーん。
民主党もここは見習うべきと考えます。
あくまで”ここは”です(笑)。
こちらも誤解のないように申し上げますが、
自民党すべてを肯定できるものではありません。

ただ、私は今年民主党県連役員ではありませんが、
民主党県連の一員として党員ノルマも苦しい中集め
行政区支部の存続もしています。
それは「権利を行使するための当然の義務」だからです。
この感覚があるかないかが、今回の統一地方選の民主党の敗北の一因で
あったようにも感じる今日の記事でした。
ここは、民主党としてキチンと自己を振り返り認識すべきです。

もっと泥臭く、学ぶべきことは敵にも学ぶ。
それでこそ、現在のカオスの中での地に足のついた
生活感のある政治だと私は思います。

・・・今日三度目の”誤解なきように”ですが、
今日は現在民主党員である私の
反省と学びの観点からブログを書きましたが、私はあくまで
「これからは地方の時代。中央政党に振り回されるのはもうウンザリで、
”日本の理想郷・ふじのくにをつくる”論者」ですので(苦笑)。
でも、”今”を逃避することはできませんし、
”今出来ることは今やらなきゃ”ともいつも考えていますので、
民主党県連のためにできることはしたいとの思いで、
”弱点克服のために自民党県連に学ぼう”ブログを書いてます!
あしからずご了解ください。

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