今日、正式に小沢一郎前幹事長が出馬表明をして、
民主党の代表選挙が行われることが確定しました。
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本音は、「国難とも言えるこの時期に・・・」
というウンザリ感でいっぱいです。
これは、なにも私だけでなく多くの同僚地方議員、
そして国民の本音だと体感しています。
しかしながら代表選挙になってしまった以上、
現実は現実として受け入れ、民主党員である以上選択をせねばなりません。
奇しくも、本日サッカー日本代表監督に就任した
アルベルト・ザッケローニ監督が記者会見で、
『日本は対戦相手に適応して、カメレオンのようなチームにならなければならない』
と発言している報道を見かけました。
まさに、今、日本政治に問われていることはこれではないでしょうか。
政党の論理、永田町の論理に囚われているのではなく、
世界の中の日本をどのようにコーデネートするか、
疲弊した日本経済、地方の未来図をどのように描くか、
それらが理解でき、実践を出来ない限り、この動きの早い世界のなかで
日本が成長すること、生き残ることはできません。
「日本をどうするのか」それがなにより大切です。
今、それが日本のリーダーには求められていると痛感しています。
現在の国難に際しては、民主党も自民党の党利党略、政治家のプライド、
ひと握りの圧力団体や経済界なんてことは関係ありません。
”この国の将来をどうするか”。
その一点に尽きると私は考えています。
そのためには、出来うる限りの可能性に賭け、
出来うる限りの挑戦を自らが先頭に立って汗をかき、
叩きのめされても叩きのめされても、日本の将来のためには立ち上がり続ける。
そんな迫力ある政治こそ、今必要とされていると感じています。
まずは、ふたりがどんな言葉を発するか。
みなさん、ぜひそれを注視してください。
言葉には”言霊”がこもっていることと、こもっていないことがあります。
ぜひ、それを見極めていただきたいと思っています。
・・・あらかじめお断り申し上げておきますが、
二人ともダメということもありうると思っています。
これは冷静にそう思います。
そんなことがないことを切に祈りながら、明日以降の二人の発言を
聞いてゆきたいと思っています。