民主党の全国幹事長会議に出席しました。
事前に県連所属の党籍のある地方議員のみなさまにアンケートをし、
ご意見をいただいて出席しました。
すべての意見を発言することはできませんので、
アンケートででた意見をすべて箇条書きしたものを大畠幹事長にお渡しするとともに、
下記のとおり意見を述べてきました。
・もし今後党が分裂するようであれば、地方はついていけない。
・『地方の声を尊重する』といいながら、党本部には本気度が感じられない。
何度も意見具申しているように、まずは全国幹事長会議を「ガス抜き」ではなく
47都道府県幹事長と本部幹事長が円卓を囲んで、民主党の将来像について
時間制限なしで徹底的に議論する場にせよ。
・地方を永田町感覚でしかない中央政党の都合で振り回すことをやめろ。
地方議員は小さくもひとりひとりが一国一城の主であり、それぞれの自治体のために
仕事をすることが本分であり、決して民主党本部の手下ではない。
そもそも民主党本部にはその点の理解がないのではないか。
・イギリスの保守党や労働党のように、中長期の視点で野党としての党運営をすること。
つまり、次に政権を担うときはこんな国家にするんだということをしっかり示し
それに沿った財源などにおいても矛盾のない政策作りをし、
そのための人材の育成もしてゆくということ。
・代表選挙は、ただの首のすげ替えではなく、上記のように”めざすべき国家像”を示し
そのために次の選挙までリーダーとして党をひっぱってゆく代表には
だれがふさわしいかを、全ての党員・サポーターによる選挙で選ぶべき。
・面倒な作業でも、このようにボトムアップ形式で地方の声や支援者の声をお聞きし
責任をともに背負ってゆく組み立てをしない限り、党の再建はできない。
他県幹事長からもさまざまな意見が出ていましたが、
熱気ではなく冷気すら感じられる会議でありました。
・・・道は遠く、険しい。
それが民主党本部の現状でしょうね。