民主党地方自治体議員研修会が5月6日~7日で東京で開催されました。
内容は悪いものではなかったのですが、全体の印象として
国会議員には地方の最前線の実情を知ろうという緊迫感がなく、
対する地方議員は遠慮している、というような印象を持ちました。
一部キツイ意見を言った議員や県連はありましたが、
(私も遠慮なく言いたいことは言わせていただきましたが)
思うに「政権与党」という呪縛に囚われて、
総理や幹事長や大臣に意見具申をしてはいけない、というような
変な感覚のお持ちかたが多くて、全体的におとなしい研修会に
なってしまったのでは、と危惧を覚えました。
「与党慣れしていない」といえばそれまでなのかもしれませんが、
私から言わせれば”そんなの関係ない!”であって、
まずは我々一人一人の地方議員が何のためのご負託を受けて
議員バッチをつけさせていただいているか、
の原点から国政に物申すべきであり、
民主党の体面や党勢拡大のことばかりが全面にでてくる
要職者の心に響かない挨拶などにかたちだけの拍手をしに
東京まで行ったのではない!と私は言いたい。
地方主権は、(いや政治と言い換えても良いくらいですが)
居心地の良いところに安住する者ではなく、
前をみて挑戦し続ける者、責任を自覚できる者でないと
手繰り寄せることできないな、とあらためて痛感し、
人数はあっても、権力に媚びたり、
やせがまんが出来ない者にはやはりできないな、
とも感じる研修会となりました。