今日は、「静岡県総合教育センター」「静岡空港株式会社」
と視察および意見交換をさせていただき、最後に静岡市駿河区にある
「エコロジー団地 池田の森」を視察させていただきました。
もともとのこの土地のオーナー兼団地設計者さんは、
わが会派の小長井由雄県議が仲良くされている高校の同級生ということもわかって、
ご縁を感じる視察となりました。
ここは、土地のオーナーが個人的に研究をされた結果、
アメリカのカリフォルニア州にあるデービス市のビレッジホームを
モデルにされていて、13,000㎡の団地敷地のなかに35戸の住宅、
団地の中心部に300坪の畑と田んぼがあり、住民が共同で管理しています。
そして、あちこちに十分な木陰と住民のみなさんがくつろいだり
バーベキューなど懇親会をすることができる緑地があり、
団地にお決まりの調整池は、各戸に配置した雨水タンクと
公園の地下タンクでブラインドし、
道はあえて車のスピードを抑制したり、いわゆる”通り抜け”を防ぐために、
「ボンエルフ」という広くなったり狭くなったり曲がったりというつくりにし、
行き止まりやロータリーがある「住民本位」の団地内道路になっています。
歩道は緑道。”森へつづく小径”的な感覚を持ち歩くのが楽しいイメージです。
また、団地内にはいくつかのショップがありますが、「ベーカリーカフェ」
「産直野菜店」「美容院」「ブテック」「アトリエ」などがあり、
とてもかんじの良い団地となっています。
ここは、川勝知事のめざす「家・庭一体のすまいづくり」の
ひとつのモデルになるのではないかと、実感できる視察となりました。
興味をお持ちになられたみなさんは、お散歩がてらにぜひどうぞ!
日本平動物園に上がってゆく道、動物園の700Mくらい手前の右側です。