今日から本会議質問がはじまりました。
毎日ひとつはトピックスをとりあげて少し私見を申し述べてゆこうと思います。
今日は、わが会派の代表質問で取り上げた「活断層上の地震対策」。
徳島県では、すでに「活断層上の建物に関する地震対策条例」を策定しています。
先般、徳島県に勉強にいかしていただき、すぐに静岡県でもできる部分があるので
今回の提案に至ったわけですが、答弁は「ゼロ回答」。
これで、よくも地震対策先進県といえたものだとあきれてしまいます。
危機管理監は「慎重な答弁だ」というのでしょうが、
意気込みはまるで感じられない、通り一遍のもので、
”聞いているものみな愕然とした”といってもいいのでは。
私、今日から本県は「地震対策先進県です」というのをやめます。
恥ずかしくて。
少なくとも情報開示はしないといけないでしょうし、
「国しかできない詳細な調査が必要」であれば
国にどのように申し入れ、どのような経過なのか、
万が一の場合どうするのかくらいの対応はできるのが、地震対策先進県ではないのか。
いまのうちの危機管理部の体制では無理なのかと愕然とせざるをえません。
今後、厳しく議論をしてゆく所存です。
県民の命より、”もし情報がまちがっていたら責任をとらされるのがいやだ”
という、自己保身が先にいくような危機管理部なら静岡県民もいらないでしょうし。
自然災害の予測なんて、むつかしくてできないというのが正しいくらいなので、
そのなかでの危機管理とは、”もしかしたら”という各個人の危機管理をしていただくための
参考情報だとおことわりしたってよいのだから、発信すべきでしょう。
憤りをもって会派一同今日の質問の答えをお聞きしました。