農林水産特別委員会視察で北海道を訪れています。
ここ北海道では、農業の目覚ましいIT化に驚きの毎日です。
クラーク博士の指導以来、日本の農業をリードしてきた北海道大学。
この北海道大学では、トラクターの自動運転化が研究されていました。
簡単に言うと、ラジコンを操るよりも簡単にプログラミングによって、
トラクターが無人で仕事をする。
さらには、今後、衛星みちびきが稼働すればより精度が上がるとのこと。
乳牛の搾乳も、いまやロボット化されています。
牛が自分で搾乳ロボットのなかに入り、
・・・まあ、これはカラクリがあり、おいしい飼料があるので入るのですが(笑)
ロボットアームが乳の位置をセンシングして、搾乳機をあっという間に装着。
同時に、乳の成分から牛の健康状態も検査してしまうという
びっくりするようなシステムです。
さらには、糞尿をバイオマス発電する施設も併設。
牛舎が効率のよい工場となっています。
このように、「スマート農業」の進捗のスピードが驚くべきものがあり、
日本の農業の変容を垣間見た気がします。
少し気合をいれて農業の勉強をしてゆかねばという危機感を持った
今回の視察となっています。