東日本が水不足になりそうだとのこと。
一方で、九州はこの夏豪雨にたたられました。
『これまで経験したことのないような大雨』という
聞きなれない表現を覚えてらっしゃるかたも多いと思いますが、
7月に九州北部を襲った豪雨の際に気象庁から発せられた
新しい表現の警戒情報です。”短時間に集中的に大雨が降る”と
いう意味合いですが、事実1時間に100ミリ超の大雨だっただけに
被害の大きさも甚大でした。
世界に目を向けると、干ばつや熱波、逆に記録的寒波などが
各地で発生し、地球全体が異常気象に覆われていることがわかります。
これらのことは”対岸の火事”ではなく、
これからの台風シーズンには、最近”台風銀座”になりつつある
静岡県がまたしても直撃を受けるかもしれませんし、
世界の穀倉地帯の干ばつによる穀物市場の高騰をみていると
日本の食糧事情に少なからず影響はあります。
天気のことも気にせねばならない現在の政治です。
代表選挙、総裁選挙に新党立ち上げなどとかしましい国政ですが、
生活現場の危機管理や将来設計こそお忘れなくお願いします。
我々地方議員はそれらを直視して毎日政治に取り組んでいるだけに
テレビ画面の浮世離れした国会をみるにつけ忸怩たる思いを
感じるのは私だけではないでしょう。