おととしお祭りの金魚すくいでもらって
大事に飼っていた金魚が死んでしまった。
「水を換えてやらねば」と、このところ思いつつ
朝7時出立、午前2時帰宅がつづく毎日のなかで
後回しになったことがほんとうに悔やまれる。
昨日の暑いくらいの気温のなかで汚れた水が
悪影響を及ぼしたことが推察され、悔やんでも悔やみきれない。
私自身も身体はキツイが、金魚の命をほんの10分の睡眠時間と
引き換えに奪ってしまったことに嫌悪感でいっぱいになる。
午前2時の玄関で、死んでしまった金魚に呆然としていると
妻が起きてきて、長男がとても悲しがっていたことを告げられる。
少しだけ救われた思いがした。
ああ、命の大切さをわかってくれていたんだな、と。
あした(厳密に言うと今日。しかも数時間後)目覚ましを15分早めて
長男と一緒に金魚のお墓を作ることを強く誓う。