白石康次郎さん

はままつ少年の船では、
日本を代表するセーラーマンである白石康次郎さんが、
(海洋冒険家というのが公式な肩書きだそうです)
ゲストとして乗船されていました。
こどもたちも白石さんからいろいろ学びがあったと思いますが、
私も本当に多くの”珠玉のことば”を頂戴しました。
すこし紹介させていただこうと思います。

「日本人として」
白石さんは、外国人とチームを組んだり、レースを競い合ったりするなかで
学んだことを語ってくれました。
・外国人と議論をしていて学んだこと。
  破壊ー短所を責めること
  融合ー長所をほめること
・日本人のキチンとした「立ち居振る舞い」は
  外国人からは敬意をもって一目置かれる。

「自然から学んだこと」
・思うことを実現するまでは時間がかかる。
  朝顔のタネを植えるとよくわかる。
  タネをまいてすぐに芽がでるわけではない。
  芽がでてすぐツルが伸びるわけではない。
  ツルが伸びてもすぐ花が咲くわけではない。
  すべては、手間と時間がかかる。
・自然は手加減しない。
  人が死のうが、レースに優勝しようが、
  そんなことにはまったく関係なく海はとうとうと流れる。

「人生訓」
・「あきらめる」は仏教用語で悟りの境地でもある。
  「諦めは心の養生」のことわざどおり。
  ゆえに「あきらめる」ことはよいが「投げ出す」ことはダメだ。
・苦しみからは逃れることはできない。
  しかし、苦しみを苦しみでなくすることはできる。
  それは苦しみを受け入れ、いかに楽しくするかだ。
・生きていれば何度でもチャレンジできる。
・イメージできることは、必ずできる。
・頭でなくこころで感じること。

本当に腑に落ちてくる言葉の数々でした。
それは、ご自身が実体験のもとにしぼりだされた言葉だからだと思います。
きっとこどもたちも、”なにか”を感じてくれたでしょう。
白石さんに、こころからの御礼を申し上げたいと思います。

またお会いしたいです。  

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