毎日のニュースや報道番組ではさかんに
宮崎の東国原知事や大阪の橋下知事の動向が注目されています。
主に、自民党の国会議員出馬や応援の要請を受けての
報道ですが、「人気さえあればとにかくすがる」という
自民党の姿勢については冷ややかにみています。
ただし、この事象は良いこともあるのです。
二人が共通して訴えているのは「地方分権」。
これはとても重要です。地方の現場でこの「地方分権」に取り組む
(地方から言わせると「地方主権」と言いたいですが)
我々としては、願ったりかなったりです。
いままで「地方分権」といっても「?」というのが
国民・県民の反応だと感じています。
でも、こうして二人が声高に叫んでくれることで、
”時代の歯車”が確実に回りはじめていることを感じます。
私は、国会議員の秘書としての16年間、
多くの意志ある国会議員のみなさんが、この「地方分権」という
テーマに臨みながら、本当に地方の気持ちがわかっていなかったり、
”永田町や霞ヶ関の論理”に押しつぶされてゆくのを見てきました。
ゆえに、”中央からではこの国は変わらない”ということを
さまざまな角度や検証から唱えているのですが、
今回の事象はまさにその表れであるのかもしれません。
「やはり地方のことは地方が主導的に」と、いうことです。
都道府県知事は47人。
まさに平成の”47人の義士”がこの国を動かすことになると、
私は確信しています。今こそ”知事の時代”の訪れです。
ゆえに、現在選挙戦真っ只中の静岡県知事選挙も
有権者のみなさんにはよく「遠い感じがする」と
言われてしまいますが、実はとても大切な選択であるということを、
あらためて訴えてゆきたいと思っています。
”新しい風”を、”知事の時代”を、ここ静岡県からも!