福田総理辞任について

またしても・・・
永田町らしい、というか、あきれたというか。

昨年の安倍晋三前総理に続いて、
また1年弱という在任期間で総理大臣が突如辞任。

理由は
「選挙に勝てないから」
「がんばっているのにみんなが言うこときいてくれないから」
「私は貧乏くじをひいた」
・・・・一国トップの辞任理由としていかがなものか。

日本は武士道の国である。
先人はみな歯を食いしばって努力精進をし、
やせ我慢をし、「誇り」をなによりも重んじて、
ときには死を賭して信じる正義のために背水の陣を敷き、
この国を築き上げてきました。

安倍総理のとき同様このいかんともしがたい
このやりきれなさはどうだ。

これでは、「将来総理大臣になりたい」と青雲の志を
もってくれる子供たちがますます減るばかりではないだろうか。
「政治は信用出来ない」「政治は期待できない」
という思いが増えるばかりではなかろうか。

大人は子供の手本でなければならない。
子供は親や大人の背中を見て育ってゆく。
日本のトップのこの2年続けての”投げだし”。
これは、はたして正義なのか?
信じるところはどこにあるのか?
”投げだし”はあってはならないはずだ。
永田町では通用する論理かもしれないが、
これはおかしい。絶対に。

わたしも政治家のひとりとして
日本政治のトップのこの所業には申し訳ない思いで
返す返すも残念でなりません。

自民党や民主党の伸張などは二の次であるはずだ。
日本の将来を担う次世代への悪影響はどう考えるのか。
この国の倫理や道徳はどうなのか。
この国の責任の所在はどうなのか。
この国の理念や理想はどこにあるのか。
永田町の論理にかぶれたかたがたに、
真の政治家であれば真摯に答えよ。
と、私は問いたい。
問うと同時に、わたしは政治に真摯でありたいと思う。
日本の政治家の一員として恥じ入りながらも、
この思いだけは表明させていだだきたいと思います。
なぜなら、すべての日本人のみなさんに
政治をあきらめてほしくないから。
「政治こそ生活」であるはずだから。

あらためて”強い思い”をもって
政治に取り組んでゆきたいと思います。

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