秋祭りの季節ですね。みなさまのご地元ではいかがでしょうか。
金曜日から今日までは、私の地元「宮口の祭り」でした。
宮口は小さな自治会ではありますが、古くから街道筋の宿場町であり
江戸時代は比較的大きな門前町として栄えたまちだけに、お祭りは盛大で
遠州地方ではそれなりに有名な大きめなお祭りです。
9台の御殿屋台(かなりお金かかってます)を急坂の上にある
六所神社まで引き上げる「坂上げ」の土曜日の夜祭がクライマックスで、
勇壮かつ揺れる提灯と太鼓と笛の音に鎮守の森が幻想的で浮かび上がります。
坂を上りきると、お宮の入り口までの沿道には昔ながらの露店も30近く並び、
ほんとうに子どものころからワクワクするお祭りです。
・・・とはいいながら、若連も引退し、御殿屋台に運行に携わることもなくなると
寂しさと手持無沙汰感にとらわれながらのお祭りになってます・・・
県議会議員にしていただいてからは、同時に行われる区内のお祭りや
敬老会にもお招きいただいたりして、宮口のお祭りだけにでていることも
許されなくなって、より寂しさを感じてますが、
やはり、最終日の21時が近づきそれぞれの御殿屋台が屋台小屋に帰ってゆくのは
もっと寂しさを感じます。
子どものころに、毎年”ああ、これでまた一年お祭りないんだなあ”と
泣きそうになって、この仕舞いの祭りばやしの笛を思いっきり吹いたことを
思い出す今日この頃です。