本日、緊急で空港委員会が再開されました。
これは、10月2日に発覚した空港隣接地の民有林を誤伐採した事案を
審議するための再開です。
『仏の顔も三度までだ。憤りを超えてあきれた』
これは、自民党の重鎮議員の委員会でのご発言です。
まさに、この言葉に象徴された今回の委員会質疑でありました。
質疑の内容には不明瞭な点も多く、わずか1日の委員会質疑だけでは
究明がしかねる状況ではありましたが、限られた時間内での質疑には
全委員から厳しい糾弾と改善への意見や要求が相次ぎました。
空港部の個々の人間はそれぞれのポジションで影に日向にご努力を
していただいていたことには心からの敬意を表しますが、
空港部という組織としては、劣化が色濃く感じられる今日の質疑でも
ありました。
この際、やはり空港部という組織は体制の一新がなされるべきと
痛感した今日の委員会でした。
明日の議会最終日の採決で、いまや”知事の先見の明”の感すらある
空港部の発展的解消の議案が採決されます。
自民党はことここに至っても、「反対」の党議拘束をはずしていません。
議会は言論の府であり、県民の民意を伝えるべきところです。
あすの採決で個々の議員がどのような判断をくだすのか、
また賛成、反対のそれぞれの討論でどのような主張がされるのか、
ぜひみなさまにはご注視いただきたいと思っています。
民意あるところの選択がされることを望みます。