先日の新聞で報道されたとおり、
リニアについての協議会に静岡県が出席いたしました。
ご承知の通り、リニアの路線は東京~名古屋を東海道ではなく、
旧中仙道のショートカットコースで話し合いが進んでいます。
なので、当初静岡県・神奈川県ははずされていたのですが、
トータルな日本の大動脈の公共交通を考えたとき、
リニアと東海道新幹線の役割分担を考えなければならない
段階にはいってきました。
リニアは東京~名古屋間のいまの「のぞみ」をさらに早くしたものです。
地下深くをひた走るリニアモーターカーが”表街道”となり、
東海道新幹線は”裏街道”の役回りがまわってきます。
ただし、この東海道沿線は人口も産業も日本で一番集中している街道で
あることには変わりはありません。
そこで、残った「ひかり」と「こだま」でさらに役割分担をすると、
「こだま」は限りなくローカル線の役回り、つまりは「生活路線」としての
機能が求められることとなります。
JR東海の5月のリポートを読むと、しっかりとリニアに絡めて
新幹線新駅の可能性を記述してあります。
ここに「静岡空港新駅」の可能性が一気に浮上してくるのです。
川勝知事もこの機を逃さず「速攻」しているのが、先日の記事の”裏側”というわけです。
大切なのはここからですので、静岡県あげて積み上げをしてゆかねばなりません。
動き方も、役割分担して多面的な積み上げ、攻勢が必要です。
しっかりと努めてまいりたいと思いますので、”乞うご期待”です。