わが母校東海大学は、健闘したものの3位。
「優勝候補」といわれ、絶対的なエースを2枚も持ちながら
エントリーの考え方もあったとは思うけれど、結果的に敗退。
やはり駅伝はチーム力の勝負だと、今年も感じます。
箱根駅伝には毎年、
”ひととしてのありかたの本質”を垣間見る気がします。
「ひとは一人では生きてゆけない」という言葉を体現し
コースは山あり谷あり、体調管理やレースの組み立てなど、
まるで人生そのものが2日間のレースからは見えてくる。
体調、運不運、天候、競争相手、プレッシャー、などなど
まさに、練習だけではなんともならず、
「自分だけが良ければよい」のではなく、
運命共同体として「チーム」の結果が問われるのです。
”タスキをなんとしてもつなぎたい”という思いは、
苦楽を共にし目標に向ってチャレンジをする朋友や
裏方にまわっている仲間のために、という感情からも
自然にわきあがってくるものであろうと思います。
だからこそ、選手だけでなく、観る人皆がその思いを
共有するんだと感じています。
政治もまた然り。
「自分のために」ではなく、「身内のために」でもなく、
地域のために、日本のために、人類のために、地球たのために、
という思いがあって、それがキチンと伝わらないようでは、
市民のみなさんと心が共有できるわけがない。
恨みや怨念でなく、利権や権力欲でなく、
ただただ「ひとのために働きたい、わが身を捧げたい」
という思い「利他の精神」で、今年も政治に臨んでゆく決意です。
「この揺るがぬ政治への想い」というタスキで、夢や希望のもてる、
安心感やぬくもりのある生活ができる地域づくり、日本づくり
そしてこの母なる地球のために、次の時代をつくってゆきたい。
一歩一歩、自分のできることから精一杯。
それが私の政治信条です。