紅ほっぺ

今日の本会議質問にて伊藤育子議員から、
静岡県が育種し、静岡県いちごの主流ブランドに育ちつつある
「紅ほっぺ」のブランド戦略についての質問がありました。

「紅ほっぺ」は静岡県発で、
国内各地での栽培がはじまっており
「○○県産紅ほっぺ」などとして
さまざまなルートで販売されています。
静岡県としても負けてはいられません。
が、しかし「軒先を貸して母屋を取られる」ことに
なりはしないかと少々心配です。

いちごのブランド戦略は
熊本県の「あまおう」のように
熊本県外には苗をいっさいださず
熊本県のみのいちごブランドとして売り出しをかけています。
距離的に近いアジア諸国でも高級ブランドとして
流通がはじまっていて、ブランド戦略が成功している
といえるのではないでしょうか。

また、
「紅ほっぺ」の弱点も伊藤議員と石川知事の
体験談として語られました。
「紅ほっぺはかたくてすっぱいことがある。
この品質のばらつきはなんとかならないか」
ということです。
ただし、これは原因ははっきりしていて
それまでの静岡県いちごの主流の「章姫」は
「早摘み」して市場にだすことで品質を保ってきました。
ところが、「紅ほっぺ」は果実が硬めなので
完熟してから摘んで市場にだすことが良い品質を
保つコツだそうです。
これが、まだ生産者のみなさんに徹底されていないのが
品質のばらつきをだしてしまっている原因なので、
これを周知徹底してゆくことで改善できます。

早期の対応を講じつつ
ブランド戦略も構築をはかってゆかなければなりません。

関連記事

  1. 東京

  2. タイ戒厳令

  3. しっかり後援会活動!

  4. 京田辺シュタイナー学校

  5. マカオ異聞

  6. 常任委員会視察+α

あべたくラジオ

静岡県議会議員阿部卓也事務所Facebookページ

静岡県議会議員阿部卓也事務所Youtubeチャンネル

  1. 2018.03.31

    サクラノハナはらはらと散る。

  2. 2018.03.19

    卒業式

  3. 2018.03.11

    鎮魂

  4. 2018.03.10

    北朝鮮外交

  5. 2018.03.06

    委員会審議こそ、議会の花。

  1. 登録されている記事はございません。

カテゴリー

投稿日

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930