大震災から2週間です。
犠牲になられたみなさまのご冥福を衷心からお祈り申し上げ、
被災されたすべてのみなさまにこころからお見舞い申し上げます。
静岡県の支援も本格化しており、県がFDAから定期的に
いただいている支援物資人材を送り込む、被災者をお迎えするための
本日夜のチャーター便で、川勝知事も現地(岩手県遠野市)に設けた
静岡県支援対策拠点にはいり、直接現地の状況を確認します。
われわれも現地入りしてボランティア活動したいところですが
状況がそれを許さず歯噛みする毎日です。
知事には、今何が必要で、今わたしたち静岡県が何をすべきか
見極めてきていただきたいと思っています。
さて、被災地も大変なのですが、
県内経済も大変な状況に陥っています。
製造業は多かれ少なかれ影響を受けており、
とくに東北地方に部品の生産拠点がある業界は
大変なことになっています。
建材、自動車部品、機械部品などなど・・・
県は、つなぎ資金制度などを緊急で用意はしましたが、
モノが生産できないもの、モノが存在しないことには
対応のしようがありません。
当然、不正な価格吊り上げを狙うような悪質な業者の存在の
有無についても調べています。
とにかく、対応策をさまざま探っていく。
いろんな可能性を探求してゆく。
今、できることをできるだけ一生懸命やる。
これが今私のできることのひとつです。
経済は人間でいうと血液です。
命の基本である「血液」をしっかり循環すること、
それも忘れてはなりません。