明日から衆議院選挙が始まります。
混沌とした状態のなかで、しかも師走のあわただしいなかでの
選挙となりますので、有権者のみなさまからしたら
”じっくり品定めをするヒマがない”というお声も聞こえてきますが、
日本の将来を託す衆議院議員をお選びいただく選挙ですので
ぜひしっかりとご品評いただきたいと思っています。

まず、ひとことこころから申し上げます。
民主党の一員として、この政権を担わせていただいた３年半
国民のみなさまのご期待に十分にお応えできなかったことは、
我々生活現場の地方議員からみていても、
歯軋りするほどもどかしく、怒り心頭の政権運営の連続でしたが、
政権党として未熟であり、力不足であったことは、
民主党の一員としてこころからお詫び申し上げたいと思います。
本当に悔しい思いでいっぱいです。

ただ、そのうえで私からはひとつだけ申し上げたいと思っています。
最新の世論調査では、自民党が最大の支持を集めていますが
はっきり言えることは、
『自民党政権に戻っても、民主党政権となにも変わらない』
ということです。なにせ、自民党もメンバーが昔のままですから。
結局、野党時代もメンバーは変わらず、体質改善もできず、
さらに、地方ではもっと顕著に”古き悪しき体質”のまま
だったのではないでしょうか。
これでは、新政権になっても
衆議院でもし自民党が大勝したとしても、
「永田町の論理」がまたしてもまかり通り、
参議院勢力で均衡するだけに、怨念が怨念をよび、
またしても足の引っ張り合いが続くだけです。
これでは、また最後は国民がしわ寄せを食うことになり、
結果、日本国がますます沈下してゆくだけです。

私は、どこの党が勝っても負けても
今の日本には、国難を集中的に解決するために
大連立政権を組んでの”日本一丸体制”を作らねば
間に合わないと確信しています。

ゆえに、今回は「政党選択」ではなく、
あくまで”日本のためになる衆議院議員”を
お選びいただきますように切にお願いを致したいと思っています。

また、私は２期目以降の議員の選挙は
「業績評価」だと思っています。
この３年半の働きの通信簿がでるのがこの選挙です。
それぞれが、信じる道を歩んできたのでしょうから
颯爽と選挙に臨んでいただきたいと思っています。

新人は、はっきり言って”玉石混合”です。
一見良く見えてもとんでもないかたも混ざっていますから、
有権者のみなさまには、よくよくご吟味いただくと良いと思います。

以上、「総選挙前夜」の想いをお伝えして、
公職選挙法に抵触しないよう、
しばらくの間（選挙期間中）の選挙の話題の発信を
自粛したいと思いますので、あしからずご了承ください。

各候補のご健闘をこころよりお祈りいたします！