地方議員で構成する自治体議員政策懇談会から、
「ローカルマニュフェスト」をつくるためのアンケートがきました。
そのアンケートに私が答えたことを紹介しておきたいと思います。
《問1》
「国の法改正や予算措置がなされることで、地方政府における政策課題が
解決することが可能と思われる政策テーマをあげてください」
《回答》
①「土地政策」
地方自治体にとって土地政策ほど中央に統制されている
ものはありません。ぜひ農地法、農振法、都計法を改正し、
文字通り”地方分権”いやさらに踏み込んで、”地方主権”にすべき。
②「税体系を変える」
そのためにすることをシンプルに答えると、
わかりやすく、しかも税体系を根本からいじることができるのは、
「財務省を一度解体すること」です。
③農家に対する直接支払い制度(所得補償制度)の対象作物は
県ごとに選ばせるべき。(いまは米、麦、大豆など国が指定している)
農作物こそ適地適作。日本列島は南北に長く気候も違う。
ゆえにこれこそ”地方主権”にすべき。
《問2》
「ローカルマニュフェストを作成するにあたって、
民主党本部に対して具体的な要望があれば記入してください」
《回答》
「地方主権」を掲げ、「政治主導」を実行するのなら、
本当に《問1》の答えのようなこと、”霞ヶ関支配への挑戦”に
真剣に取り組んで欲しい。
《問3》
「その他、意見等があれば記入してください」
《回答》
①国会議員に(たとえば比例区枠)地方議会代表枠をつくったらどうか。
地方議会で地方の生活感のなかで使いやすい政策、法律などの必要性を実感し、
地方の実情を熟知した者でないと、本当に血の通った政策は
つくれないのではないかと痛感するので。
②衆議院の比例復活制度で、惜敗率70%以下は復活させるべきではない。
70%以下は民意が必要としたといえないのではないか。
その分の議員枠は欠員にすればよい。そうすれば税金も浮く。
なんにしろ制度改正が必要。