菅改造内閣が発足しました。
私が期待するのはとくに2人。
ひとりは片山総務大臣。
民間人からの登用で元鳥取県知事。
鳥取県知事時代はだいぶ思い切ったコトを断行されてこられましたが
惜しむらくは、残念ながら鳥取県には地方主権の旗頭になるだけの
地力がなかったこと。(鳥取県さん大変申し訳ありません・・・)
事実国からのさまざまな補助援助支援がないと立ち行かないなかでは
現実路線をとらざるをえなかったのだろうと、拝察していました。
さて、その片山知事が今度は総務大臣として存分に「地方主権」を
切り盛りできる立場に立たれます。
地方主権論者としては大きく期待するところであります。
3年は続けて大臣でいていたできたいものです。
もう1人は、前原外務大臣。
今の日本外交は非常に厳しい状況です。
ここでの前原さんの登用は、弱腰が目立つ日本外交からしたら
各方面であるべき日本外交に近づくのではと、期待しています。
外交が機能しない日本には終末しか待っていません。
そんなことはまっぴらごめんですから、ぜひ存分に活躍ください!
まずは、尖閣問題、普天間問題などの”衝突案件”から、
円高問題など経済問題も課題山積です。
”行き過ぎ””思い込み”はいけませんが、
前原さんらしい、切れ味鋭い外交を展開してくれることを期待します。
前原さんには、こちらも5年くらい外務大臣を続けていただきたいものです。
そうすれば、おのずと器がひとまわりもふたまわりも大きくなって、
次の総理大臣としての器ができてくるように感じます。
なんにしろ、すぐ政治を混乱させたがる一部のマスコミには踊らされることなく、
着々と挙党一致体制を固め、挙国一致体制も築き、
この国難の渦中にいる現代日本を導いてくれることを、
菅総理およびキャビネットのみなさまには心より望みます。