昨日総理記者会見で菅総理は「脱原発」を表明。
方向性はよろしいと思うけれど、
いつもながらファジーですねえ。
まあ、原子力に代替する新エネルギーの発電環境が
十分に育っていないため、ファジーにしか表現できないのはわかりますが。
でも、ドイツのようなインパクトも強力なリーダーシップも
見えないところがやはり限界なのでしょうね。
少なくとも、浜岡原発はあれだけ政府が
『地震確率87%』と強調し、停止要請をだした以上
地震発生前の再稼働は県民の大多数が許しません。
そして、全国の原子炉には寿命というものがありますので、
少なくとも現時点での廃炉の見通しくらいはわかっています。
たぶん、そういう事実や見通しをひとつひとつ示し、積み上げてこそ、
「説得力」というものがでてくるんだと思います。
地方の生活現場にいると、こんなファジーなごまかしは通用しません。
たとえできないことでも事実を誠意をもってお伝えする。
それしかできません。
さて。「脱原発」どうなることでしょうか。
また、今後の国会で「原発推進派」「反対派」の
シロクロゲームでもやるのではないでしょうね!?
もうウンザリです。
原発が危険なことは今や世界中で周知の事実です。
それをどれだけ安全にできるのか。
どれだけ原発に頼らないでよい社会構造にし、
代替エネルギーを何に求めるのか。
そういったことに、挙国一致して取り組む
国政になってくれることを切に望む今日この頃です。
まあ、この思いがどれだけの国会議員に響くのやら・・・
訴えても訴えても、”暖簾に腕押し””馬耳東風”で
裏切られ続けている地方の我々ですから。
そりゃ期待もできなくなりますよ。
ただし、直接関与できる静岡県の原発論議については
責任をもってしっかりと取り組んでゆきます!
これはお約束しますので。