全国初の裁判員裁判が終わりました。
4日間という短い審理と評議で判決がだされたわけですが、
制度導入後初の裁判だっただけに、注目度も高く
今日もさまざまな角度からの分析等が報道されています。
やはり冷静にみて、問題点は内包しているなあ、と感じています。
裁判に慣れていない裁判員の心理の揺れ、
検察、弁護双方の主張の内容および伝え方、
(いわゆる”プレゼンテーションのしかた”みたいなものでしょうか)
そして裁判に要する日程など、
「うーん」と考え込むところが多く感じるのは私だけではないと思います。
どちらにしろ、
この制度を続けてゆく上で気をつけなければならないのは、
回を重ねるにあたって、当然ながら注目度は落ちてゆくわけですが、
「人の命や人生を量る」という重さは変わらないわけで、
今後もしっかりとみつめてゆかねばならないと思っています。
いつかは、自分がその「量る側」に立つかもしれません。
しっかりと「生活のなかの法」と「命や人生の重さ」を
常に意識してゆかねばと感じます。