鳩山総理が沖縄訪問。
当然、普天間基地の移転問題について。
そして大方の予想通り、辺野古沖合い桟橋案を提示した模様。
”「県外移転」はどうした!あれほど力説したのに。”
これが、多くの国民のみなさまの反応だと思います。
民主党の私だってそう感じます。
理由があるのも、苦しい立場なのもよくわかります。
であれば、赤裸々に語ればよいのに。
とも、私は思います。
今、アメリカが考えていること。
アメリカの世界戦略。
アジアの軍事バランス。
そのなかで沖縄の占める戦略上のウエイト。
今まで、自民党政権は何を考えどんなスタンスで対米外交をしてきたのか。
そして、中国の考えていること。台湾の考えていること。
韓国、北朝鮮の考えていること。
そのなかで鳩山政権として何を考え、何をしようとしてきたのか、
これからの日本を世界の中でどう描くのか、・・・・などなど。
今オープンにできることはもっとあるはずです。
日本の近未来のために、今こそ国民のみなさまに事実をより多く開示し
一緒に悩み考えていただかなければならないことが大切な時はないと思います。
「秘することが美徳」であるときは当然あります。
でも、これだけ情報化の進んでいる現代で
秘することが出来ないことも、小手先でごまかせないことも、
圧倒的に多くなってきています。
であれば、そろそろ赤裸々に現状を話し、弱体化した日本の現状を認め、
国民一丸となってこの国をどうするのか、どうしたいのかを考える、
そんなことが必要な時期にあると思っているのは私だけではないと思います。
あくまで私個人の意見ですが、
この際、鳩山総理には赤裸々な姿の政治家であって欲しい。
できなかったこと、政権に就くまではわからなかったことは
素直に認め謝罪し、その上で次善策としてこう考えている、
などと率直に問いかけをしていただくことが
日本のためではありませんか、と申し上げたいと思います。