民主党の後継代表レースがはじまりました。
またしても任期途中の代表交代ですので、
地方議員や一般党員には投票権のない代表選挙ですので、残念至極。
ただし、立候補する方々、そして永田町の動きや
各党の関係者(地方も含む)の発言はキチンと聞いておかねばと思っています。
私も民主党の一員ですので、民主党のこの体たらくを恥じ入り、
政権交代のご期待をいただいたみなさまにお詫び申し上げたいと思っています。
でも、ひとつここで間違ってはいけないことは、
「民主党だからダメだった」わけではなく、「民主党もダメだった」ということです。
政権交代前の自民党、そして自民・公明の連立政権がどうだったかは、
思い出していただければ国民のみなさまが皆よくお分かりのはずです。
ゆえに、ここで私がキチンとチェックしなければと思うことは以下の通り。
①自分たちがしてきたことを棚に上げて批判をしていないか
②国民の立場に立つのでなく、党利党略で動いたり発言をしていないか
③”変えること””やめること”は一見カッコよく見えるが、
そのしわ寄せが結局生活現場の国民大多数が迷惑こうむることになりはしないか
そう考えたら、東日本大震災からの復興が第一義である今の日本の状況からみて、
普通に考えたら、政党のエゴなどは打ち捨てて、一丸となって日本の復興と
今現在の国民の苦しみ、悩み、閉塞感を打破してゆくことこそが政治のやるべき仕事のはずです。
前述のとおり、すでに自民党も民主党も公明党も失敗してきているのです。
今は、それぞれがエゴを超えて一致協力して国難に立ち向かうときです。
別に政党をやめろと言っているわけではありません。
「今は政党の論理や勢力拡大よりもたとても大切なものがある」と言っているだけです。
ゆえに、またぞろ党利党略に基づく発言や行動をすべきでは断じてない!
特に、地方は中央政党のその時代遅れの論理をなぞって党利党略などに加担すべきではない。
「地方の時代」と一回でも唱えた地方政治家は、それをよく自覚すべきと思います。
だから、地方政治家は「地方の自立」「地方の幸せ」をつくるためにはどう働くか、
それを考えて動き発言すべきであると私は思います。
繰り返しますが、
いま日本は国難に直面しています。
ゆえに今回は「連立政権」であるべき!
私は断じてそう思います。
私は、震災前からずーっとそれを叫んできたつもりです。
このブログをチェックしていただけばよくお分かりになるはずですが。
大震災により、よりその必要性が高まっています。
今度こそ、政治家が政治家の第一義たる国の将来を考え、
地方の将来を考え、一刻も早く日本の復興と、
地方の普通の生活現場を混乱させることなく守り、
そして未来に対して夢の描けるような政治を挙国一致でしてほしい!
切にそれを願っています。
また、それを実践してゆく所存です。