政治とは難しいものだと思います。
民主党鳩山政権がモタモタしていて、
支持率が続落中なことは先日このブログでも書いたことですが、
鳩山政権に限らず、静岡県における川勝知事の手法への賛否や、
よく報道を賑わせている鹿児島県阿久根市長の政治手法など、
(私としては、さすがにあれはやりすぎだと思いますが・・)
政治には「賛否」がつきものです。
ゆえに政治家には「信念と信条」が問われます。
県議会も委員会審議がほぼ終了し、3月議会も最終盤となりますが、
今議会の川勝知事には、その政治家としての「信念と信条」を
基盤とした風格が漂うようになってきたと感じたのは、
私だけではないと思います。
「静岡空港関連の諸問題」「沼津駅問題」や「富士山の日」
「静岡アリーナ問題」「事業仕分け」などなど、
川勝知事の”戦線”は拡大しています。
が、これ、よーく見ると今まで静岡県政で水面下にあったこと、
またはたな晒しにされていたことを、天下に明らかにし、
議論のテーブルの上にだしているだけのことです。
また、もしくは将来への大切な布石として
”今打っておくべき一手”をまさに布石しているのです。
で、それらを実行するために4月からは部局の改編をする、
というような”流れ”がはっきり見えます。
ただし、政治はいつもうまくいくものではありません。
さまざまな不確定要素と常に隣り合わせで、
それらがいつ”発動”してきて、計画に狂いが生じるか
わかりません。
また、政治の所管事項は、まさに”すべて”なので、
”戦線”は拡大し続けるのです。
こう考えると政治とはホントに難しいものです。
国政などその権化。
国会議員のみなさんには、そんな自覚をもって
それぞれがしっかり手分けしてがんばってほしいものです。
その司令塔である政権にはよりしっかりしてほしいものですが・・。
もちろん、我々も地方も「地方主権」のためがんばります。
実際それができること、ハッキリわかってきましたしね。
さてさて、ますます大切な政治のしごとです。
しっかり努めてゆきたいと思います。