”安倍総理、靖国神社参拝。”
激震が走った仕事納めの朝でした。
靖国神社への参拝については、とても大切なことだと思っています。
私ももちろんしますし、政治家が参拝することも反対するものではありません。
・・・が、「時と場合」をわきまえることが必要なのも政治家の責務です。
それが、しっかりできてないので、
本来なら日本国のために散華された英霊が眠る靖国神社が、
「大切な平和への祈りの場」として扱われず、政治的な観点でしか扱われないことに
大いなる悲しみを覚えます。
そう考えると、今回の総理の参拝には疑問を持たざるをえません。
外交上の影響をどのくらい考えておられるのか。
北朝鮮情勢が不安定であり、日韓関係をはじめ各国間でさまざまな形で
国際情勢の安定を模索している渦中での、この時期の参拝はいかがなものでしょうか。
参拝後の影響をどのくらいシュミレーションして日本の国益を考えているのでしょうか?
個人的な信念も大切ですが、一国の首相は国益を損なう行動はすべきではありません。
これも国会のチェック機能不全が成せる業でしょうね。
民主党をはじめとする野党は、きちんとブレーキをかけねばなりません。
ただ、今回の反応で、やはり維新の会は「自民党の補完勢力」でしかありませんね。
責任政党として、現在の世界情勢のなかで、
どのように日本のありかたを組み立ててゆかれたいのか、お聞きしたいものです。
んー・・・・。
またしても”頭痛の種”ができてしまった日本外交ではないでしょうか。