静岡県アンテナショップ

今日は静岡県の東京におけるアンテナショップについて。

本日の本会議質問では、集約に前向きな方向性がでていたのですが、
その方向性には賛成しながらも、私なりに少し大胆な提案をしておきます。

現在のお茶に特化した有楽町の観光センターも秋原原のテナント式の物販ショップも
出展のおりにずいぶん意見をだしてきたので、3年間の経緯を見てきた中で
東京での勝負は、「他県との比較合戦に巻き込まれてはだめだな」と感じています。
また、「トータル」ではなく「特化」した、独善的な存在であったほうがよいと感じています。

私の考える勝負のカードは「逆輸入」と「デザイン力」。

「富士山」という日本が世界に誇るブランドの象徴を持つわが県は、
この特性を生かして、まずは海外から攻めて”Mt,Fuji”ブランドで各種県産品を
世界に売り出し、それを東京に逆流させる戦略がよいと考えます。
そして、その勝負に臨むにあたって大切なのは「デザイン」。
デザイン性が優れていなければ、良いものもよくは見えなかったりします。
「ブランディング」とは、本当の価値にさらに価値をつけてゆくことです。
それをやらないと、県産品を売ることなんてできない。
国内という狭い市場観に囚われると、安売り競争に巻き込まれるだけ。
私はそう思っています。

ゆえに、静岡県が次にアンテナショップをだすのなら
東京などではなく、価値を価値として認めるところ。
パリ、ロンドン、ローマ、ニューヨークという王道でゆくか、
シンガポールや香港というアジア特化でゆくのかは戦略的に考えるべきですが・・・。

とにかく、ここでまた東京で勝負にでたって他県との比較すると
かなりの出資が必要になってきますので、ここは考えどころですよ!

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