静岡茶のセシウムの基準値越えをめぐって、
毎日のように”混乱”が生じています。
”混乱”と書いたのは、今まで経験がないことでもあるせいで、
はたして国の基準値である500というのが適正な基準であるのか、
EUの基準である1000が適正であるのか、厳密には誰もわからないのでは・・・
今日は6月議会開会日でしたが、本会議終了後川勝知事は即上京、
厚生大臣、農水大臣にあいついで面会し、お茶の基準値問題、
安全問題、情報の正確性の再構築などについて申し入れました。
両大臣からは”それなりに”安全宣言や謝罪、努力する姿勢を
示されたようですが、どちらにしろ説得力ある基準値の設定と
毅然とした態度での安全を確定していってもらわねば、
ふりまわされ、混乱させられ、最後にいつもしわ寄せを食うのは
生産者であり消費者です。
川勝知事の”神速”の面談が、どれだけ両大臣に響いたでしょうか。
大臣が強い意志を示すことが今後の混乱が続くか否かにかかると思います。
それだけトップの決断や意志、行動は重いということです。
あまり悠長に待ってはいられませんが、
国の動きを注視したいと思います。
・・・で、結局動きが鈍ければ、(でないことを祈りますが)
やはり「国にはもう期待できない」ということを、
またしてもさらに積み重ねるだけのことです。