本日より再開した7月議会の本格論戦が始まりました。
一番バッターは手ごわい自民党代表質問。
鋭い論調で(挑発もはいりつつ)質問が繰り出されました。
それに対して川勝知事の最初の答弁は答弁書を読み上げることに終始。
自民党席からは猛烈なヤジ。
再質問に立った自民党幹事長が厳しい言葉を投げつけます。
「がっかりした」と。
「川勝平太節を聞きたかった。自分の言葉で自分の考えを話せ」と
たたみこみ、再登壇を促します。
にっこりと再登壇した川勝知事はまずこう切り出します。
『わたしは組織は”ひと”だと考えています。
さきほどの答弁書は、県庁の有能な役人のみなさんが
よりよい答弁内容にしようと徹夜でがんばってくれたものです。
わたしは、訓示で”いままで以上に県民のために働いてくれ”と
県職員のみなさんに呼びかけました。今回はその最初の作業のなのです。
かれらの汗をわたしは大切にしたい。仕事を評価したい。
ゆえにさきほどは答弁書を読ませていただきました。
さて、”平太節を”とのことでありますので、ここからは存分に
先ほどの答弁に補足するカタチでわたしの考えをお伝えします。』
と、前置きをして見事な内容の濃い答弁を繰り出しました。
詳細をすべてお伝えしたいくらいですが、答弁が進むほどに
ヤジもなくなり、答弁終了後は拍手。
一言で表現すると、本当に”痛快”な
1回目2回目の組み立てと答弁内容でした。
再々質問に立った自民党幹事長は、
『川勝平太を本気にさせてしまったかもしれませんね。』
という言葉を思わず吐露され、再々度の鋭い質問が繰り出される
ことはなく、「要望」でとどめられました。
知事は自分の答弁の最後を
『HEART To HEARTの質問をありがとうがざいました。
心と気合がはいった議論を今後も380万静岡県民のために
できることを楽しみにしています』と。
本当に楽しみな静岡県議会が始まりました!
ぜひみなさまもお時間があれば県議会の傍聴においでください!
生の”平太節”をお聞きください。
きっと元気と勇気がわいてきますから。
また、私たち議員もよりよい議論ができますよう、
もっともっと努力をしてゆきます!