2月議会論戦開始

今日から2月議会代表質問開始。論戦が本格化します。
平成28年度予算関連の審議が中心になる2月議会ですので
特に熱を帯びた論戦が多くなると思いますが、
注目を集めているのが「浜松球場建設問題」。
本日の代表質問でも論議がなされましたが、
知事の思い、浜松市のスタンス、この事業のプロセスなど
まだまだ県議会として議論を詰めてゆかなければいけないことが
今日の本会議質疑だけでは尽くされたとはいえないでしょう。
後日の建設委員会での質疑まで持越しの様相です。

知事の思いである「防災機能を備えた球場」というところに
焦点がいっている気がしますが、現在の県議会ですんなりいかないのは
「浜松市のなかでさまざまな観点でのコンセンサスがとれていない」
「それだったら、西部への野球場建設はやめて東部に予算を」とか
「政令市浜松市に予算を投下するのではなくて一般市町に予算をまわせ」
というような意見も続出しています。まあ地元の代表としての議員としたら
その気持ちも痛いほどわかりますが・・・
というわけで、本質は要望者である浜松市にもう少しキチっとしてもらわないと
問題の解決は困難な気がします。

私も、「浜松への県営球場建設」は熱望していたひとりであり、
現在想定の「篠原地区」という場所についても、西区や南区にお住いのみなさまの
ご心中を考えると「沿岸部リノベーション構想」による「防災と一体になったまちづくり」
という観点から、とてもよいモデルになるであろうと思っています。
また、現在の都市計画法によるまちづくりには、防災の視点が欠落している法律なので
”地方からの挑戦的提言”としての国への「沿岸部のまちづくりモデル」として
示すには格好の機会だと思っていました。

が、肝心の浜松市民から、せっかく球場を多額の税金を投入して県がつくっても
”あんなものいらなかった”とか”税金の無駄遣いをするな”などという
そしりをうけるようならば本末転倒ですし、長年要望を受けてきた県としては
「コンセンサスがとれてなかったの?」というのは驚きでしかありません。
そういった意味でも浜松市が要望者としての責任と自覚を
もう少しもってもらわないといけないというのが冷静に見た現状だと感じています。

28年度スポーツ局を新設させ、スポーツ力の底上げを図る静岡県としては
西部に野球の拠点をつくることは悲願でもありますので
問題の解決に向けて努力を重ねてゆきたいと思っています。

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