果樹研究センター落葉果樹科機能のあり方についてお伺いいたします。浜松市北区都田町にある、静岡県農林技術研究所果樹研究センター落葉果樹科については、数年度中に清水の果樹研究センターへの全面移転が予定されていますが、この移転のありかたについて、これまで、野沢義雄議員とともに、生産者からの意見聴取など政務調査をおこなってまいりました。
静岡県浜松地域は県内において、みかん、柿、なし、いちじくなど一大果樹生産地であり、この地から研究および相談にいける拠点がなくなることは地域の果樹農家のみなさん、農業指導員など関係者のみなさんは、大いなる不安をもっておられます。また、『農業は土から』という言葉があるように、この地域の土壌の特性があり、その土や気候ならではのすばらしい農産品が生産されていることから、地域の栽培環境に合ったきめ細かな指導ができる体制を続けることも大切だと考えます。
知事が称える静岡県の農芸品ともいえる「三ケ日みかん」や「浜北の次郎柿」など、そして新たな農芸品として挑戦がはじまっている「キウイフルーツ」や「ブルーベリー」などの安定生産と高品質化を今後も図ってゆくには、研究相談拠点および必要規模のほ場を一部でも生産現場に残すことが望ましいと考えます。
そこで、ひとつのアイディアとして、おなじ都田町にある浜松市のもつ「農業バイオセンター」ないしは、隣接する「はままつフルーツパーク」へ職員を配置させてもらい、必要に応じてほ場の借用契約等も結べば、県も浜松市も双方メリットがあり、なにより生産者本位で今後静岡県の農芸品の品質や競争力の強化のためにも効果的であると考えます。即刻、浜松市と具体的な協議に入るべきと考えますが、知事および関係部長のご所見をお伺いいたします。
答弁者 産業経済部長
【答弁執筆中にてしばらくおまちください。スミマセン・・・】