モンゴルから帰国しました。
正確に言うと、モンゴルとソウルですが。
ひとことで言うと、
非常に濃密で成果があった訪問であったと思います。
県職員2名が同行してくれましたが、
現地から直接県庁に国際電話をいれて話し合うこともしばしばあり、
スピード感のある話し合いができたと感じています。
やはり直接会って話し合うことは、信頼の醸成もできますし、
特に異国間では、商習慣の違いや感覚の違いなど、
根本的な相違があって当然ですので、
今回直接会っての最初の交渉の下地づくりをしてきたことは、
今後の展開に大きな好影響をもたらすと確信しています。
また、今回もモンゴル国の要人のみなさんとの会談でも、
(副総理、モンゴル商工会議所会頭、モンゴル観光協会会長など)
静岡県への期待は大きく、すでに日本国のモンゴル外交の一翼を
静岡県が担い始めていることを実感してきました。
そのことは、在モンゴルの城所全権大使からも
『くれぐれもこのミッションを成功させるように』と、
プレッシャーをいただいているとおり、
静岡県の責任の重さを痛感しています。
しっかり「オール静岡」体制を構築できるよう
モンゴルに負けないスピード感をもって
作業を進めてゆきたいと思っています。
あとは、早朝4時着で滞在1日の強行軍で立ち寄ったソウルも、
旅行社など対日観光・宣伝を手がけていただいている
エージェント4社を訪問しましたが、
韓国の現状や現場の要望をよく理解でき、
濃密な滞在となりました。
しっかりこちらも県の緊急観光客誘致施策に
反映させてゆきたいと考えています。
さて、これでさっそく来週6月1日~5日までは、
モンゴルのチャーター便を運行してくれる旅行社と
政府関係者が来静します。
ここで本格的に日本側の旅行社との交渉がはじまります。
これはビジネスでもあるので、基本的には民間同士の
交渉になりますが、双方がよりよい条件、環境で
交渉が締結されることを望みつつ、来週に向けて
担当のみなさんと準備を進めててゆきたいと思っています。
乞うご期待!です。