議会に「天竜浜名湖鉄道利活用促進議員連盟」(略して天浜議連)があります。
全県下の48名の議員で構成され、私は幹事長を務めています。
本日、川下り事故により延期になっていた視察をおこないました。
川下り事故の件は、今はお亡くなりになったかたがたのご遺族さまや
事故に遭われたみなさまの補償対応などに誠心誠意全力を傾注されておられて
われわれとしても本当に頭の下がる思いでありました。
我々ができることには限りはありますが、できるだけのご支援を
させていただきたいとあらためて感じた次第であります。
今日は、天竜浜名湖鉄道の33の施設が国の文化財指定をうけたことを
起爆剤にしてどう天浜線を売り出してゆくか、また地域との連携はどうか
などを考えるための視察でしたが、沿線の応援団のみなさんのご活躍ぶりや
(「原ノ谷ポッポの会」「宮口まちおこしの会」など)駅舎を使った店舗、
駅にちなんだオブジェなどなど、初めてこの天浜線にのっていただいた
議員のみなさんには驚きの連続だったようです。
『これだけ沿線も協力的で生活のなかにある鉄道ならば、これは応援せねばなるまい』
という声が多くあがり、議連幹事長としてはありがたい限りでありました。
また、後半は浜名湖観光圏とのコラボ事業の構築を模索するために
途中寸座駅(すんざ)で下車して、徒歩5分のところにある寸座マリーナから
浜名湖遊覧船に乗り、館山寺温泉へ。
館山寺観光協会のみなさまとの意見交換をさせていただき、
いろいろとコラボレーションの可能性が膨らんでまいりました。
観光というのは、なにも遠方のお客さんばかりではありません。
ご近所のみなさまもたまには地元でゆっくり楽しもう!
と思っていただくのも観光です。
そんなことも、あらためて気づいた有意義な視察となりました。