着工から実に20年。
浜北を貫く国道152号線バイパスの未完成区間であった
「浜北天竜バイパス」が本日開通いたしました。
浜松の中心部から天竜区まで延びるこの国道152号バイパスは、
長年、浜北区新原地内で遠州鉄道にぶつかって、
そこで旧道の152号に接続するかたちで止まっていました。
鉄道の高架という大事業でもあったので遅れ遅れになったのですが、
来月14日の新東名高速道路の開通にようやく間に合うかたちでの開通となりました。
これで、浜松市中心部からも新東名浜松浜北ICにダイレクトでアクセスし、
飛竜大橋を渡って天竜区から一直線に浜松市を貫く背骨が完成した格好です。
これであとは、飛竜大橋から阿蔵山造成地を抜けて船明(ふなぎら)地域で
旧道の152号に接続するのが、このバイパス計画の完了形です。
また、現東名高速道路ICと新東名高速道路ICを一直線に結ぶ
「浜北馬郡線」の工事がこれまた、区境でストップに近い格好で工事が
減速していますので、県の打ち出した内陸フロンティア構想においても、
これら道路の南北東西軸をしっかり完成させることがとても重要ですので、
政令市になってしまって、直接県が手出しできない厄介さはありますが、
工夫を重ねて、工事の進捗をはかってゆきたいと思っています。
なにごとも”やるべきとき”というものがあります。
まさに浜北の道路整備は今がやりどき、今やらなければいけない時期です。
しっかりと力を尽くしたいと思います。
あと、気になっているのは、
来月の新東名の開通で、さらに大きく地域の交通や生活環境が
様変わりすることが予想されます。
これをしっかり現場目線でフォローしてゆくこと、
それが生活感のなかにいる我々地方議員の責務です。
自治会町内会のみなさんや市議会議員のみなさんとも
しっかり連携してこれらの課題にもスピーディに
対応してゆきたいと思っています。