新東名高速道路が開通して1ヶ月になろうとしています。
新しい観光名所などとしての華やかな報道がされることや
『便利になった』というお声が続々あがることは本当にうれしい限りです。
ただ、その華やかさの陰に”マイナス面”もあることも事実です。
たとえば交通事情の変化による安全対策。騒音。
ほかにも今後さまざまな苦情やご意見がでてくるものと思います。
こういったときに、当事者になられたみなさまが欲することは、
「どこかに相談をしたいけれど、どこに相談したらよいかわからない。
この状況をなんとかしたい」ということだと思います。
私は、こういったときに”よろず相談所”になるのが
我々政治家の大切な責務だと思っています。
今回の新東名の場合も、
開通までは「対策協議会」という名で、地域とネクスコそして行政で構成する
地域密着のすばらしい組織があったのですが、開通したら即解散。
・・・うーん。これってよく我々政治家が皮肉られる
『当選したらあとは知らんふり』と、いっしょの状況。
日ごろから『当選させていただいたら、仕事で勝負。
そして、次の選挙は、いわばその”業績評価”をいただくためのもの』と
思っている私にとっては、この状況は許せませんし、
当然の責務として、いてもたってもいられません。
そこで、さっそく行政(浜松市)、警察に呼びかけて
自治会、町内会のみなさまとの相談会を計画して実施することとしました。
これ、誤解されないために申し上げますが、
決して「私ががんばってますよー」というPRのために
このブログにUPしたわけではなく、新東名の160キロ余の長い沿線で
同様の相談会が持たれて初めて、新東名沿線がもともとお住まいのみなさまも
幸せを享受していただける真の意味での『内陸フロンティア』になるのだ、
と思うので、あえてこの活動が良い意味で伝播するようにという思いをこめて
このブログを書いています。
これが”普通の”政治家の責務ではないでしょうか。
そう私は思っていますし、今後も愚直に実行してゆきます。