川勝知事の肝いりによる
『教育行政のありかた検討会』の第1回会合が
ネット中継も含むフルオープン形式で行われました。
私もフルに傍聴してきました。
他県で教育改革の第一線にいらっしゃるかたがたと
県内の大学教育関係、PTA関係者、教員経験者など多彩な委員構成で、
教育委員および教育委員会事務局と対峙する格好での第1回会合です。
まとまりがまったくないほど多くの意見がだされましたが、
聞いていて”そのとおり!”と声を挙げたくなるご意見が相次ぎ、
”そうそう!それをこの5年間議会でも言ってきたんです!!”
とホントにスカッとする感覚にとらわれることも多い、
教育界を取り巻く課題が噴出したカタチの会議となりました。
やはり、教育者でもある川勝知事の狙いは正しい、と言えるでしょう。
ひとつひとつの内容にはいちいちふれることはやめますが、
コレ実りあるものになりそうです。
長年の馴れ合い、わかっているのにアンタッチャブルになっていた世界に
一気に切り込む検討会になることは確実です。
もちろん、議論のなかでもでていましたが、
議会のチェック機能としての責任も重くなるでしょう。
でもそれも望むところですし、
それを見越して今年は文教警察委員会に配属していただいてます。
この検討会と連動してしっかりした教育改革を一気に進められるよう
しっかり取り組んでゆきたいと思います。
なお、この『教育行政のありかた検討会』は前述のとおり、
一般傍聴、ネット生中継はもちろん、議事録も完全公開されます。
議事録は、文字おこしに少々時間はかかりますので、
すこしタイムラグはでますがぜひご一読くださいませ。
なかなか本質部分を突いていて切先は鋭いですよ。
不祥事が相次ぐ教育界ですが、
病巣に直接メスをいれてゆくことが大切です。
ご期待ください。大切な一年になりますので。