地方自治法に基づく条例制定請求として、
17万8千筆余の署名が集められた
「中部電力浜岡原子力発電所の再稼働の是非を問う県民住民投票条例案」
ですが、現在各市町の選挙管理委員会で署名の有効性のチェックや
署名簿の縦覧がおこなわれています。
だいぶ無効のものが多かったり、逆に手違いで抜け落ちている、
他の市町に紛れ込んでいるなどの状況で、
確認が手間取っているようでありますが、
どちらにしろ手続きを経て条例の制定請求書が
県に提出されることは確実です。
民主党・ふじのくに県議団会派としても
この17万筆の重みはしっかりと受け止めて
さまざまな角度から調査研究をして対応を決めてゆかねばなりません。
担当は幹事長室となっていますので、野沢会長、高田幹事長とも
早い時期からよくよく協議して、勉強会を用意しています。
本日は第一回の勉強会として、
条例制定請求に関する事務的な流れの確認、今回の条例案の確認、
同様の条例請求があった東京都議会、大阪市議会の経緯等を簡単に確認、
そして中部電力さんから浜岡原発の安全対策についての現状説明を受けて、
第1回の基礎事項をトータルに確認する勉強会を終えました。
今後は、前述したようにさまざまな角度から研究と検証をして
議員間の議論も重ねてゆくことになります。
少なくとも9月議会の開会までかかるであろう
慎重かつ重大な議論になると思いますが、
短絡的な結論にならないよう
議論に議論を重ねてゆく”熟議”ができるよう
務めてまいりたいと思います。