一般質問③新東名浜松サービスエリア周辺地域の観光振興

2 地域資源を活かす内陸フロンティア構想の提案について
(1)新東名浜松サービスエリア周辺地域の観光振興
【質問要旨】
県西部には浜名湖を始め、豊富な観光資源が存在し、
国内外からの観光客を魅了する可能性を秘めている。
 今年4月に開通した新東名の浜松サービスエリア周辺には、
5分圏内に県立森林公園やフルーツパーク、史跡、天浜線など、
多様で魅力的な観光資源が存在しているが、
まだ、一つ一つの施設は点であり、連携した面になっていない。
 そこで提案だが、サービスエリアから周辺の観光施設を巡って
小旅行を楽しみ、またサービスエリアに戻ってくれば、
料金割引等の特典があるような企画をするなど、様々な工夫が考えられる。
 既存の観光資源を結び付けながら、モデル的にショートトリップ観光圏を
つくることも、地域の魅力や活力を引き出す内陸フロンティアモデルの
ひとつにできるのではと考えるが、県の所見を伺う。

【文化・観光部長答弁】
 本年4月の新東名高速道路の開通により、県西部地域では、
竜ヶ岩洞や館山寺温泉、アクティ森などの観光地で、
首都圏ナンバーの自家用車が以前より大幅に増加するなど、
大きな観光誘客効果が現れております。
 こうした誘客効果を定着させるため、インターチェンジを基点とする
温泉地や観光施設、食などを巡るドライブルートを設定し、
中日本高速道路株式会社と共同で発行したフリーペーパーを活用して、
情報発信するなど、新東名誘客キャンペーンを積極的に
展開しているところであります。
 特に、新東名浜松サービスエリア周辺には、
多彩な観光資源が集まっていることから、
例えば、中日本高速道路株式会社や観光施設等が、
それぞれ提供できるプレゼントや割引制度を活用した
周遊キャンペーンを展開し、県や浜松市が周遊案内看板の整備等の
観光客の受入態勢の整備や、観光情報の発信により支援するなど、
魅力ある観光地を形成してまいります。
 こうした取組を通じ、この地域が新たな観光エリアとして発展し、
新東名高速道路と内陸部の観光資源の結び付きが、
地域の活性化を生み出す内陸フロンティアのモデルとなることを
目指してまいります。

【再質問要旨】
新東名の浜松サービスエリア周辺だが、先ほど申し上げたように
資源が揃っている。丁度、開通フィーバーが一段落して、
NEXCOの集客対策が入る頃だと思うが、今の時を活かして、
是非、考えをもう一度聞かせてもらいたい。

【文化・観光部長答弁】 
 新東名高速道路の開通を本県の観光誘客に結び付けるため、
開通前から、中日本高速道路株式会社とは、緊密な連携を図っておりまして、
現在も毎週のように打合わせをしております。
 こうした開通の効果を継続させるため、絶え間なく、
また、工夫を凝らした取組が重要と考えておりまして、
この秋冬あるいは来年度の誘客活動、そういった取組の企画も
検討しているところでありまして、議員の御提案につきましても、
その中で展開してまいりたいと考えております。

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