昼間が今だ”暑い”と感じることに今年の異常気象を感じますが、
朝夕はぐっと冷えてきました。夜風は秋風そのものです。
”収穫の秋”でもあります。
新米も出回りはじめ、梨やぶどう、栗などなど豊富な秋の味覚です。
・・・心配なのは、先日の台風の「塩害」です。
枯れた葉が目立つ柿はとくに心配で、
これから色づき、甘みがのってくる時期だけに
聞くところによると『一個の実に35枚の葉で栄養を集める』という
柿の葉枯れはほんとうに心配です。
このところ、すっかり「台風銀座」と化してしまった浜松地方は
今年各地で続く異常気象をみるにつけ、このままでは毎年台風被害が
計上されるようになるかもしれません。
さすがに天気をはじめとする自然の力の前では、人間は無力です。
少しでも自然災害に備えることしかできません。
それでもだめなものは受け容れるしかないのでしょう。
事実、先人の知恵に学ぶと、その自然災害と共生することを
最初から計算した「霞堰」などにみるように、
ときには”自然の力を受け容れること”って大切なのでしょうね。
最近の天候も「異常気象」と異端扱いして片付けずに、
泰然と受け容れることも考えなければいけないのかもしれません。
でも、防災だけは各自の意識改革からでもできることです。
ひとつひとつできるだけしっかりと取り組んでゆきましょう。