2日間の委員会審議が終わりました。
私は文教警察委員会ですので、
教育、警察行政についての審議を2日間致しました。
時間に制約もあるので、それぞれ6問づつの質問を繰り出して議論をしました。
詳しくひとつずつ解説すると膨大な量になりますので
かいつまんでご報告です。
ます、私は質問にあたって十分に準備と勉強をしています。
また、「現場」がある際はできるだけ視察もして
よくよく質問内容の精査と推敲をします。
そういった準備をすると質問が分厚いものになりますので。
本来の議員活動とはそうでなくてはならないので、
これは当然のことですが。
ゆえに、委員会での審議には力も入りますし
相当の思い入れをもって委員会に臨みます。
今議会もそういう質問を用意したつもりですが、
もっと突っ込んで議論したかったなあ、というのが正直な感想です。
これでも質疑のやりとりでそれぞれ約1時間です。
委員会の委員は私だけではないので、わずか2日間の審議時間では
この各1時間をいただけるのが精一杯です。
逆にこれだけ時間をいただけるのことに感謝をせねばなりません。
・・・ということで、簡略に報告です。
警察(「公安委員会」審査といいます)関係ですが以下のとおりです。
Q1 信号管制について。
質問解説 信号機は県警が集中管制するものと独立して自己管制している
2種類があります。都市部の信号は渋滞緩和やスムーズな流れを
つくるために中央管制されています。これを新東名の開通などで
今年交通の流れがかわっているので見直したらどうかという趣旨です。
A 新東名開通に伴い新設のアクセス道路や交通量の変化があるのは事実であり、
管制エリアの見直しを検討します。
Q2 通学路緊急調査結果と安全対策として「ハンプ」の導入について
質問解説 今年通学路での事故が相次いだことを受けて全国で通学路の緊急安全調査を
実施しました。その県内状況と、道路に凹凸をつくり車の減速を促す
「ハンプ」という道路構造に導入を進めるべきという提言
A 調査により危険箇所の改善には道路管理者である市町とすでに検討に入っている。
「ハンプ」についても導入箇所もあり、効果があるのは事実なので
今後地域住民のみなさまのご理解もいただきながら導入を進めてゆく。
Q3 ストーカー・DV・デートDVの現状と対策について
質問解説 ストーカーなどを法的に規制できる限界があるため、先日も横須賀で
悲惨な事件が発生したりしている。DVやデートDVも同様であり、
この現状と対策はどうなのか。
A できるだけの努力をしていく。少なくとも相談をしっかり受け止め
対応をする体制と気配りを静岡県警察として徹底してゆきたい。
Q4 「半グレ集団」の現状と対策について
質問解説 暴対法の対象外の暴走族と暴力団の中間と位置付けられる凶悪集団の存在が
東京や大阪で確認されている。この県内での状況と対策は。
A 静岡県内では存在も活動も確認されていない。
Q5 シカゴの「Community Policing」について
質問解説 シカゴで実績を上げている”地域と一体になった警察活動”である
「地域警備」のシステムを参考にして、そのトレーニングなどを
応用してみたらどうか。
A これはかつて日本の警察のシステムをアメリカに紹介した結果、このような
かたちとなったということであり、学ぶものはないと考えています。
Q6 津波危険地域の交番・駐在所へのライフジャケット装備について
質問解説 表題の通り、ライフジャケットの装備をすすめるべきという提言です。
A 早急に装備を進めます。
簡単ですが、以上です。
・・・Q5あたりは、「学ぶこと」がないはずはないのですが。
ここらをじっくり議論する時間があるといいのですけどねえ。
まあ、このあたりは継続して普段の議会活動のなかで
議論を深めたいと思います。
教育委員会の審議内容は明日の報告とします。