注目の日米首脳会談。
共同声明はTPP交渉のこともあり見送られていますが
基本的には予想の範囲内での会談内容ですね。・・・表向きには。
まあ、水面下でもっと踏み込んだやり取りがされていてしかるべきとは思いますが。
尖閣での有事発生の際の日米安保対象の適用対象を明言させたことは、
一部の好戦主義者を勢いづけるようなことにならないよう細心の注意が必要ですが、
アメリカとしては、やはりアジアの安全保障を考えるうえで日米同盟が基軸であることを
あらためて強調したかったことは明白であり、またウクライナ問題についても
日本に対ロシア戦線へ一歩踏み込ませることも強調しています。
一方で「TPPは別物」という印象で、やはりアメリカという国はよく外交がわかっている、
と今日の報道のかぎりでは感じます。
さて、今後水面下でどのようなことが話されたのか、
さまざまな角度から情報収集してゆきたいと思っていますが、
ここからの日本の近未来図を予測するには大切な首脳会談ですので
アンテナを高くしていこうと思っています。